Ｂ型事業所の工賃事情とＫＯＫＯＥの工賃

こんにちは！就労継続支援Ｂ型ＫＯＫＯＥです(*^^*)

６月に入りましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか？

春から夏に変わっていくこの時期、体はまだ暑さに慣れておらず
疲労でバテたり、何となく体調が良くないという方もいるかと思います。

「水分・休憩・食事」をしっかり取って、
体に疲れを溜めないようにお気をつけ下さいm(_ _)m

さて、今回は
「Ｂ型事業所の工賃事情とＫＯＫＯＥの工賃」
についてお話します(*^^*)

まず、就労継続支援には「Ａ型・Ｂ型」がありますが、
Ａ型では雇用契約を結ぶ（＝最低賃金が保障される）のに対し、
Ｂ型では雇用契約を結ばないので、最低賃金が保障されません。

ですが、雇用契約を結ばないＢ型では、
・週１日～数日の勤務
・１日１時間の勤務
など、時間や日数を気にすることなく働くことができます。

なので、
「長い間働いていなかったから、少しずつ働く日数を増やしていきたい」
「まだ体調に波があるから、毎日決まった時間働くのは自信がないな…」
といった様に、
・まずは少しずつ働くことに慣れていきたい
・雇用契約通りに（＝毎日一定の時間）働くことに不安がある
そういった方が自身のペースで働き、
将来の就職に向けて技術や知識を身につけられるのがＢ型事業所です(^^)

B型に通い規則正しく過ごす事で、生活リズムを整えることも出来ます♪

そして本題になりますが、Ｂ型事業所では最低賃金が保障されず、
働いて得られたお金は「工賃」として支払われます。

令和２年度の北海道のＢ型事業所の平均工賃額は
「約１９，２００円」です。（詳細はこちらを参照）

１日４時間前後、週５日ほど働き、
最低賃金も保障されているＡ型事業所と比較すると、
どうしてもＢ型事業所の工賃額は低くなってしまいます。。

そこでＫＯＫＯＥでは、
単価の高いお仕事を委託して頂くなど様々な工夫をし、
「業務や就職に向けた日々の頑張りを工賃にも反映する」
仕組みを作りました！

具体的な例としては、
ある業務のリーダーに就くと「リーダー手当」が
工賃とは別に付く仕組みとなっています。

また、物件の保守点検を行う物件管理業務では、
１件こなす毎に手当が付くので、
多くの物件を回ることでより多くの手当が付きます♪

そうした工夫や仕組みの結果、
ＫＯＫＯＥの平均工賃額は「４５，０００円以上」と
Ｂ型事業所の中でも高い工賃を実現できました！
（※開所した令和３年６月～令和４年分の工賃実績）

「なりたい職業に向けて頑張りたい！」
「毎日仕事に通える様になりたい！」
「体調を整えながら、働きたい職業を見つけて就職したい！」
このように就職や目標に向かって頑張る方を、
収入の面からもアシスト出来る様に、
そして収入が増える事で自身の努力や成長を実感できるように、
ＫＯＫＯＥはこれからも工夫や努力を続けていきます(^^)/